コンフェデ杯2005(ドイツ-ブラジル)

昨年は都合上、ドイツ代表の試合を見ていたのですが、印象としては

といった感じでした。特に昨年の欧州選手権前後では、バラックがイマイチの出来のようで、結果は散々なものでした。そんな訳で、ドイツも大変だなぁと思っていたのですが、昨年行われたブラジルとの親善試合、ダイスラーが久しぶりに代表復帰してバラック頼みが少し軽減されたようで、この試合の前半については初めてドイツ代表の試合運びに感心しました。但し、結果は2-2の引き分けで、ブラジル代表は親善試合モードといった感じでしたけど。

この試合で、後半の中頃あたりにダイスラーがゴール近くで不用意にボールを奪われた場面があり、オリヴァー・カーンの飛び出しで助かったのですが、その直後にカーンが「気を付け」の姿勢で両方の肘から先を同時に上下させつつ、「セ・バ・ス・チャーン! セ・バ・ス・チャーン!!」と叫んでいたシーンは見ていて楽しかったです。もう一度、このシーンは見てみたいものです。

今回の試合の感想としては、ブラジルが依然一枚も二枚も上だなぁ、といったところでしょうか。ドイツのメンバーを見て思ったこととしては、

  • その後の代表試合でダイスラーを見かけなかったので、外されたのかなぁと思っていたのですが、復帰しているようでなにより。
  • クラニーが依然スタメンですか(個人的にはクラニーへの評価は低いです)。
  • DFは、さすがに入れ替え中といったところ。あと一年で間に合うのかどうか。
  • 左サイドのラームは、やはり外されたのかなぁ?

ところで昨年末に行われた日本-ドイツ戦ですが、ドイツの四苦八苦ぶりを感じていたので、これは日本にも十分に勝機があるなぁと思っていたんですけどねぇ…。

(付記その1 今のドイツ代表でキーワードにあるのは、ダイスラーオリヴァー・カーンミヒャエル・バラックベルント・シュナイダーポドルスキーシュバインシュタイガーあたり?ラームは今回の代表に選ばれているのかしら?そのうちにアサモアフリングス、フートが登録されるのかなあ?)
(付記その1-1 フートはロベルト・フートで登録されているようです。さすがですなぁ)
(付記その2 ベルント・シュナイダーが見ているドラマ『Hinter Gittern*1』)