新潟-鹿島(@ビッグスワン)

ありがたいことにBSで放送。やっぱり優勝はするものです。結果は田代、小笠原のゴールで0-2の勝利。

  • 本山のあのプレーで黄色2枚の退場かぁ?主審は奥谷。
  • 互いのチームに野沢(野澤)、内田(篤人、潤)がいてアナウンサー泣かせだったような。

新潟では内田がキャプテンマークを巻いているのですね。鹿島にいた時の印象では、スタメンで何試合か出場して調子良く(名良橋越え目前か?と)なって来た時に怪我に見舞われるといった感じで不運だなぁと思っていたのですが、新潟では試合に出続けているようで何より。個人的な感覚では、鹿島にいるのは篤人、内田と書くと潤、ウッチーと呼びたくなるのも潤の方ですね。
一時期の鹿島は簡単に野戦病院になるってところがありましたが、セレーゾの時にアウトゥオリか今のオリベイラのフィジコ体制だったらどうなっていたんだろう?

鹿島-横浜FM(@鹿島)

無敗同士の対決で、中盤の狭いところで互いに潰しあう試合で見ていて疲れました。この後に続く連戦の一発目でこれかぁといった感じです。試合は前半にマルキーニョスの得点で先制するも、後半に同点に追いつかれ、しかも小笠原のPK失敗と2度もマリノス側にカンフル剤を与えてしまったのですが、終了間際のダニーロのゴールで突き放して、2-1の勝利。

  • ダニーロのゴールシーンでは我を忘れて叫んでいました。ダニーロの覚醒は京都に移籍した柳沢の置き土産かも知れません。MVPのプレートを持った姿もプレートの横からちょこんと顔を出して微笑ましかったです。
  • 岡田代表監督が視察ということで、鹿島では小笠原、横浜では山瀬に注目が集まっていましたが、この試合で一番目立ったのは青木のような気がします。
  • 試合前練習で青木と野沢がパス交換をしていたけど、珍しいくらいに野沢のパスがブレブレでした。調子が悪いのかなぁ?

横浜のロペスに昨年のダニーロがダブって見えました。昨年のマリノス甲府のようなサッカーをするなぁと思ったのですが、今回の対戦では勢いが出始めた頃の浦和のような圧力を感じました。

東京V-鹿島(@味スタ)

東京Vがホームの緑ユニでしたので、鹿島はホーム用ユニを着用、アウェイ用ユニのお披露目は次のアウェイ新潟戦になりそうです。
結果は後半のマルキーニョスの2得点で0-2の勝利。試合の印象としては、東京Vが鹿島のボール運びに対策しているなぁと思えた場面がちらほらと。これから対戦する他チームも鹿島対策をきっちりとしてくるでしょうし、なかなか難しい試合が続くシーズンとなりそうです。個人的には相性が悪かった味スタ、昨年のFC東京戦に続いて、東京V戦での負け続けをやっと払拭でしました。これがけっこう嬉しかったりします。
主審は村上。レフェリングはプレーを止めない傾向で、この手の審判には相性が悪く、自らリズムを崩して自滅といったこともあるのですが、勝ててよかったです。

  • 東京VのCBの土屋、那須ボランチの福西、富澤が厳しい守備をして堅かったです。田代は土屋に、本山、野沢は福西に抑えられていたなぁ。
  • 1点目のアシストはダニーロのスルーパス。2点目もダニーロが3人に詰められつつも篤人にスルーパス。そこからマルキーニョスへ。ダニーロ、長かったリハビリを終えて、とうとう覚醒か?まぁ終了間際でのゴール前でのバタバタ振りは愛嬌ということで。
  • ダニーロばかりに目を奪われがちなんですが、他に交代で入った中後、伊野波もきっちりと役割をこなしていました。

水曜にタイ、バンコクACLの試合をしてこの試合を向かえた訳ですが、その割には動きは良かったような。特に目に付いたのは青木、新井場。青木はこの一年、疲れ知らずで走り続けそうな気もしています。

明日は東京V戦

明日はアウェー(味スタ)で東京V戦。アウェーユニの初お披露目となります。確かアウェーの東京V戦は相性が悪く、しかも味スタでは未勝利だったような。個人的には、東京Vに移籍した福西が鹿島の中盤の何処を狙ってくるのか?鹿島がどう対処するのか?が見所かな。
開幕戦と今日の結果を見ると、2試合とは言えども下馬評の高かった浦和、G大阪、川崎がスタートダッシュに失敗。昨年の鹿島の例もありますし、2試合程度で一喜一憂しても…といったところだとは思うのですが。しかしまぁ、Jリーグって怖いところですな。

開幕戦

ということで、各試合場で色々とイベントが行われたようですが、夜のニュースを見た範囲では味スタの山本高広の織田雄二の物真似が目を引いたような。FC東京はそこら辺のセンスが良い印象があります。鹿島では試合開始前に河村隆一による国歌独唱が行われましたが、これはこれでコメディの要素も多分にあったと思うんですけどね。

鹿島-札幌(@鹿島)

前半は0-0、後半に小笠原、マルキーニョスのPK失敗があったものの、新井場×2、マルキーニョス、佐々木のゴールで4-0の勝利。小笠原のPK失敗は、いつものところへ蹴り込むのを読まれていたのもあるし、コースも若干甘かったかな?やばいなぁと思ったものの、すぐにCKから新井場のヘッドという珍しいゴールで取り戻す。経験上、新井場が得点すると得点ラッシュが起こる気がするのですが、今回もそうなりました。

  • スーパーカップでの大岩、岩政の退場で中後、伊野波のCBコンビだったのですが、中後は体全体を使った粘っこい守備を、伊野波は身体能力の高さを感じさせる守備をしていたと思います。この二人をプレーの度に励まし続けた新井場が印象的だったとは同行者の弁。まぁ小笠原と青木の段階でかなりフィルターをかけていたから、負担は軽減されていたとは思いますが。
  • 前半に見せた、青木、中後、伊野波で最終ラインをひいて、伊野波が攻撃に駆け上がっていくといったシーンは今までの鹿島では見られなかったものでしたので、面白かったです。今回は不発でしたが、結構好みかも。
  • マルキーニョスのPKは蹴った時の音とボールの弾道を見た瞬間に、こりゃダメだと笑いがこみ上げてきました。今日はマルキーニョスの日ではないなぁと思って見ていたのですが、交代の直前に御洒落なヒールで得点を決めました。その前の田代の返しも見事でした。この得点は後の試合に効いてくるような。
  • 小笠原は終了間際で足を痛めたような。結構痛そうにしていたので、バックラインの選手は小笠原を経由しないようにボールを回していたのですが、前線の選手は気付かず?に小笠原にパスを回してきたので、こき使うなぁと思ったものです。

結構な人数の札幌サポが来ていましたが、声の出方が見事でした。J2から上がってきたチームはその辺りの気合が入っているよなぁ、と感じます。見ていて印象に残ったのは、キック力の強いGKの佐藤、前線の中山、ダヴィ。大宮時代も含めて、三浦監督の指揮するフラットな4-4-2には相性が良かったところがありましたが、仙台スタでの天皇杯での敗戦はトラウマになっているところがあります。
ところで選手入場時に子供と一緒に出てきた曽ヶ端や青木を見て同行者が「大岩の子供が見れなかったじゃないか。家本のバカヤロー!」と叫んでました。気持ちはよーく分かるぞ。

リーグ開幕前夜

初戦の相手は札幌。J1の舞台では、試合開始早々におきた熊谷の負傷退場、柳沢の2得点、石川のVゴールでJ2行きを決定させたあの試合以来の対決になります。試合後は札幌サポーターへ向けて、コールをしたものです。札幌サポからも「帰ってくるぞ!」といった声が聞こえたりしましたので、そういう意味では札幌のJ1復帰初戦が鹿島ホームというのは相応しいような。